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鉱山周辺はこのような地平線が遠くに見える風景が 360度広がる。 |
突然顔を見せる、くねくねと蛇行するSt.Mary's River (セントメアリーズ河)。 |
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様々な表情をみせるSt.Mary's River(セントメリーズ河)・・・・・太古の神秘はここから生まれる。 |
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セントメアリーズ河に沿ってK-Zone層がむき出しに なった崖。 |
崖から少し顔を出したコンクリュージョン (左図の崖の拡大画像) |
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崖上から写した画像。人の目線で見るとほぼ垂直
に近い状態の場所もあり、雨が降った後は、非常 に滑りやすくなり、作業には危険が伴う。 |
左図の崖からひょっこり顔を出した大きな赤褐 色のコンクリュージョン。中にアンモナイトが見 つかるかどうかは割ってみないとわからない。 |
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崖の地層の構成成分拡大写真 |
手でも砕けるほどやわらかな粘板岩 |
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ベントナイトのこの層の上方約9m〜12mが多 くのアンモライトが発掘される可能性が高い |
崖に現れた粘り気のある手触りのベントナイト (Bentonite)層(火山灰)の拡大写真(灰色部) |
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※セントメアリーズ河に沿った露出したKゾーン層からアンモライトを発見したところ |
KORMOS MINE(コーライト社所有)のK-Zone層が露出した崖から発見されたアンモライト原石。ハンマーを使って、壊れないように丁寧に周辺を掘る。掘り出したアンモライト原石は、カルガリーのカナダフォスル社の工場に運ばれ、1枚1枚写真を撮られた後、照合するためのガバメントナンバーが付けられる。その後、アルバータ州政府の検査を経た後、販売許可を得たものと、州政府の所蔵品になるものとに分けられる。 |
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K-Zone層から発掘されたバキュリテスの一部 |
K-Zone層から発掘されたバキュリテスの一部 |
それではここからは、シャベルカーにより採掘をおこなっているZone4の採掘現場をレポートします。 |
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Zone4をシャベルで掘り進めていく作業。1つの採掘場で2台のシャベルと6人のオペレーターがチームとなり作業をすすめる。 |
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乾燥した岩肌は手でも簡単に割れるほどの岩盤である。 |
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アンモライト鉱山を下側から上に向けて撮影したカット(地表面までは20mぐらい) |
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白いヘルメットの鉱山スタッフが、アンモライトの閃光を発見したら、シャベルカーはすぐに止まる。 |
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アンモライトの虹色を少しでも発見したら、傷つけないように手作業で丁寧に周りを掘り進める。 |
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シャベルカーから落ちる岩片を注意深く観察し、アンモライトが含まれていないかをチェックする。 |
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コンクリュージョンの中のアンモライト。あまり綺麗な色ではない場合が多い |
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発掘された美しいアンモライト原石破片。これらの破片からアンモライトジュエリーが作られる。 |
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アンモライト原石はほとんどの場合、完全体としてではなく、破片として発掘される。 |
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上の写真はアンモライト原石が少しも壊れずにそのままの形で地中に保存されていた、たいへん珍しい例。
このアンモライト原石はその後早速、高額な金額でアンモナイト化石コレクターの方の手に渡りました。 |
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この日の収穫はバケツ一杯分のアンモライト原石破片と1つの完全体アンモライト原石だけであった・・・ |
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かなりの量を採掘したが思ったほどに見つからないアンモライト原石。やはり稀少性に納得せざるを得ない。 |